末っ子が 一人暮らし

 
三男 末っ子は、(愛犬クロがいる家が好きだったこともあって?!)
家を離れることはないような気がしていた。
上の三人は、一度は離れ また家に戻ってきた子あり
そのまま 一人暮らし続行中の子ありだが、その間いつも 末っ子は 家にいた。
考えてみれば、この息子のお陰で 上の子たちが ひとり立ちしていく時の
喜びの陰にあった寂しさは、やわらげられていたのだ。

 「お姉ちゃんやお兄ちゃんたちがいるんだから、オレなんか いなくたって・・!」
などと ひねくれて つっぱっていたこともあった息子だったが。
ひとりっこに対する親の愛情が 1 だとすると、四人子供がいれば 
ひとり分は、その四分の一になるわけではない。
ひとりっこに対する愛情と同じように、それぞれに愛情を持つことができるものだ。
家から離れてみて、(分かってはいたと思うが) あらためて息子も
自分が親にとって 家族にとって 大切な存在であることを 
認識してくれるにちがいない。
そんな自分を 粗末に扱うことなく、希望をもって歩んでもらいたいと願っている。

 
 「業務用のものを売っているスーパーが近くにあるんだよ。肉もすごく安い」
と電話のむこうで息子。
「そんな安いのは、病気で死んだのかもよ。きちんとしたのを食べたほうがいいよ〜
それで 今夜はなにを食べたの?」
「業務用のハンバーグを焼いて食べた!じゃがいもと人参とたまねぎを添えて」
前日 作ったというシチューもまだ 余っているんだって。
そういえば 添えたのは シチューの具と同じものだ_(^^;)ツ アハハ
春休みに、一人暮らしのための料理の特訓をやった成果が
(今のところ) 現われているようだ。
 今朝も夫が
「ヒロが まだ帰ってくるような気がするねぇ」と言っていた。

このことば すでに 5〜6回は 聞いている。
一日おきくらいに 言ってるってことだ(ヤレヤレ ┐(´ー`)┌ )
自転車で走る若者を見れば、
「ヒロもこうして 通ってるんだよね・・」としみじみとなる。

がら〜〜ん・・・・寂
 実は 同じ高校から仲良しの友達がひとり その大学に 入学した。
(家にも よく遊びに来てくれた子で)入試の時から 情報交換しあって
いたので、全くのひとりより お互いにどれだけ 力になっているかしれない。
同じ科が 14クラスもあるというのに、なんと 同じクラスになった。
知り合いも誰もいないところだったとしたら、積極的に友達を求めていくのだろうが
もうすでに 友達がいると、広げていく努力をしないかもしれない・・と
余計な心配もしていたが、(家族のアドバイスをしっかり 受けて)
テニスサークルに入ると言っていた。

 また、同じ教会の教会員(元静大の教授)で 単身赴任で関西の大学に
勤めている人がいるのだが、今度 京都の大学に転任したということを先週聞いた。
今週 その弟さん(地元の大学の先生)に 新しく赴任した大学を聞いてみると
なんとなんと 息子が入学した大学だったので そこにいたみんなで おったまげた。
無理して ”優”をくれなくてもいいけど、進級だけはさせて欲しいなあ〜と
ふざけて 言ったりしたものだ。
神様がなされることは、私たちの予想をはるかに越えている場合が多く
ほんとに 驚かされる。

                                          (2005年4月12日)

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