修学旅行 出発の朝

 「まだ ○○君 来てませんが・・・」
と担任の先生から 電話があったのは、7時7分頃。
聞けば 集合は7時ということだ。
「やばっ 」を連発しながら 持ち物を確認し 家を出たのは 7時少し前。
学校まで 速く行けても15分以上 かかる。
ほんと やばいよ、先生に余分な手数をかけ、みんなを待たせるなんて・・・
と思っても、どうすることもできない。

 集合時間を昨夜 聞いたのだが
「7時15分だったかな〜?」などと あいまいな言い方をしていた。
きょうから 先日の地震のあと起こった 製油所の火災も消えない北海道へ 
修学旅行なのだ。


 今朝 「何時に集合なの?」と聞こうとしたが、あわてて支度をしていることだし
お弁当も作らなくてはならなかったので 聞かずじまい。
知らないということは のんきなもので・・
外に出て 手こそ振らなかったが 「楽しんできてね〜♪」と見送った。

 「なに? 担任から 電話だったのか?・・・情けないヤツだなあ」
と夫は 舌打ちしてご立腹。
私とて 思いは同じだが、
「なんと思ったところで しょうがない。もう 過去のことだもん。
そろそろ つく頃だと思うよ・・・」
ここで 私達が 頭を抱えたところで事態が どう変わるわけでもない。
テニスの試合の時には、朝 6時前に集合であろうと
自分で どんどん起きて 出かけて行くので、
すっかり油断していた私も 少しだけ 悪かったと内心 反省。

 夫を送る車のなかで
「車で 先に 行って、”すみませ〜ん もうすぐ来まーす”って言って
バスの座席に くんが座っていれば〜?
○○が来たら 交代すればいいじゃん」と夫。
あははっと笑って 聞き捨てたつもりが、夫を送ったあと 
やっぱり 気になって そのまま 学校までとばすこととなった。
途中 渋滞していて 時間がかかったので、 順調に出発したあとに違いないと思ったが、
予想に反し 一台だけバスが 止まっていた。
ちらちら見ながら 通り過ぎ しばらくしてUターンし また わき見運転〜〜
誰かを 待っているようす・・・息子より うわてが いるのかい?

 昨夜 
「旅行中 問題を起こしたら 迎えにきてもらうんだって〜親に言っておくようにって
学年主任の先生が 言ってた」と 息子。
「それだけは カンベンしてよぉ。そういうの 嫌だからね」
と言っておいたが・・・まさかね・・・・・
 
 こっぴどく 叱られ 嫌な気持ちで出発したのだろうか?
それとも、出発の朝から 怒ってはかわいそうだと大目に見てもらって
照れ笑いしながら バスに乗り込んだのだろうか?
どちらであっても、それを 成長のための肥やしにしてほしいと願っている。
そして (この母の子らしく) 気分をスパッと切り換え 旅行を楽しみ 
ニコニコ顔で 無事に帰ってくるのを 今は 祈るのみ・‥…・・・★

                                   (2003 9.30)
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