マ行

「魔球」  東野圭吾著

プロ野球の選手になることは、少年にとって 夢というような甘いものではなく、養母への恩返しだった。
「約束」は、守られなければならないものだけど・・・
破られるものでもあるものなんだよ!(2004. 7)
「マザー・テレサ」愛と祈りのことば    渡辺和子訳

 ”今や、皆が忙しそうにしています。他の人に与える時間がないみたいです。親は子に、子は親に、そして夫婦同士。世界の平和は、まず家庭の平和から始まります。” ”私たちの聖人になりたいという気持ちが大切なのです。なぜなら、その気持ちが私たちを聖人に近いものにしていくからなのです。”(特に 印象に残ったことば)
                     (2006. 9) 
「幻の光」  宮本輝著

 短編集 まず「幻の光」 あとの3編「夜桜」「こうもり」「寝台車」をあわせた文が ちょうど「幻の光」と同じ長さ。結婚も 死も なにげない日常のすぐとなりにある。
なにも言わず 自殺してしまった夫のことが、いつも頭から抜け切らなくて せつない。       (2005. 5)
「満水子」(上下) 木のぶ子著

 画家 満水子の短い生涯。
水が満ちる子とは、なんとも 涼しげな名前〜と思い 読み始めたが、上巻は ちょっと くたびれる展開。
下巻には、期待せず 突入したが、なかなか  面白かった。
                                (2004. 7)   
     「マルティン・ルター」  徳善義和著
 修道院で、聖書を全文暗記するほど読みぬいたルター。「自己満足と傲慢」とに気づき、宗教改革に取り組むこととなった。「贈り物としての神の義は、イエス・キリストという形で人間に与えられる。神は人間にその贈り物を与えることで、人間を新しいものに造りかえてくれる。人間はそう信じることによってのみ、その贈り物を受け取ることができ、救われる」とルターは説いた。  (2012)
「満潮の時刻」   遠藤周作著

 2年間の入院生活体験をもとに 書かれたもの。
没後5年たち 新刊として登場した。
”踏み絵”に足をかけてしまう人の痛みをわかってくれるキリスト像がえがかれている。結核になり 死と隣りあわせで暮らさねばならなかったときがあったからこそ 分かったこと わからないことが、私の胸にもせまってくる。
(2006. 5)
「みんなのこえが聴こえる」 アツキヨ著

 耳の不自由なキヨ。
健聴者の中でも 話ができるよう口話を、しっかりと教えたお母さんには、
頭が下がる。
2003年 11月3日 このふたりが、焼津でコンサートを開く。
勿論 チケットは ゲット♪

                
(2003. 9)
「無鹿」 遠藤周作著

 宮崎県にあるという無鹿.・・一度 行って見たい所。
臨死体験のことは、あちこちで書かれていたが、遠藤さん きっと「これこれ!」と思いながら 天国に行かれたんだろうな・・・
「気」のはなしも、わかる気がする〜(2004. 7)
「めぐハウス」 ナースが作ったグループホーム
          「めぐハウス編集委員会」編

 精神病の人たちのグループホーム。
施設に 入り、その中で 老い、亡くなる人が多いという。軽くて、家に戻れる状態であっても、受け入れる家庭 社会の環境が揃ってないことが多い。
若い人たちが みんなで力をあわせれば こんなすてきなグループホームができるんだなあ。(2004. 10)
    「目に見えないけれど大切なもの」  渡辺和子著

 ご自分の心の見せたくないようなところも、正直に書かれているところがすごい。
 何回でも手軽に読み返したくなる。 同じような文章をCDにしたものを聞いたことがあるが、読むのはまた一味違って胸にせまる。(2011. 6)
「もうひとつの出会い」 宮尾登美子著

 妻を索漠たる孤独地獄に陥らせて 気づかないような男は、最初から結婚の資格などないといって いいのではなかろうか・・・・と著者。
一番大切なのは、結婚を決意した原点に いつも立ち返ること と。
最初の結婚は、20年で 終わらせている。(2005. 4)
「もの忘れを防ぐ28の方法」 米山公啓著

 ”人の名前がすぐ出なくなったら読む本”という副タイトルにつられて じゃ読まなきゃとつい 買ってしまった。28もあったかなあ・・・・何日かかけて読んだから もう 最初のほうは忘れてる。(ーー;)右脳的に覚えれば いいということだが。           
(2005. 5)                  
「模倣犯」上下   宮部みゆき著

 登場人物の状況も 心の中の描写も 繊細でリアルで 目の前にいるかのように感じられ 怖いくらいだった。
こういう展開になる犯罪は、これまで読んだ本では 初めてだったかもしれない。
と言ったら、きっと犯人 網川は、気味の悪い笑いを浮かべるだろう。
(2006. 2)