タ行

「体験ルポ 世界の高齢者福祉」 山井和明著

 日本でも ケアハウスが 作られるようになってきたが、やはり スエーデンの高齢者福祉は 進んでいる。
日中 高齢者が ベッドから離れ 生活をするのが 寝たきりにならないためには 必要なこと。日本の老人病院では、多くの人を少人数でみる(90人を4人で〜レベル)のが 一般的で、めんどうを看る人が 楽なように 紙オシメをする場合があるという。
「魂の自由人」 曽野綾子著

 はるか昔、曽野綾子さんの本を 読んでいて、「考えることが 曽野綾子さんとイッショだ!」と夫に言ったら、「やってることが、違うよ」とやんわり 言われた。
ほんとに そのとおり。
たくさんの本を書き、日本財団の会長をされ、野菜を作り。
                               (2003. 9)
「DZ」  小笠原慧著

 本のタイトルの意味もわからないのに、引き込まれていく。登場人物が一見 特異のようでいて、そういう人も存在するだろうと思う。最初のほうでは、犯人がわからないのに 飽きさせない。死の直前の死を迎える側の感覚の表現がどの場合もすごい。きっと そうだったんだろう。グエンと沙耶は DZだった!
(2006 5)
「誰か」 宮部みゆき著

 ”私”に付き合い過ぎじゃないだろうか?解決にいくまでが 長すぎて、何度も本を投げ出しそうになった。こんなあわただしい時に 読み始めたのが 悪かったのか・・やっとで寝る前に本を開くと、1時間もしないうちに 本がパタンと倒れる音で目が覚める始末。
さすがに 最後5分の1あたりのところでは 眠気はふっとんだが。    (2003 12)
「地中海の慰め」 小川国夫著

 ”聖書と私”という箇所で「多くの人は聖書のことを語ろうとして、単に自分の理想について語っている。・・・・聖書は証明出きる保証のない本・・・」と。
                       (2006. 9)

 
「血の騒ぎを聴け」 宮本輝著

 「オレは小説を書く機械やないんや・・中略・・・きょうは、もう寝る。 飲んでやる」
小説からは、こんな愚痴を言いたくなる夜が あるなんて、想像はできなかったので、面白かった。〜〜と言うと、宮本氏には 申し訳ないが・・・?
いやいや、すべて 承知で載せているのだから、申し訳ないということは ないか・・
                            (2004. 7)
「中年以後」  曽野綾子著

 中年以後、外見は衰えるばかりである。・・・略・・・その時に、不思議な輝きを増すのが徳だけなのである。(抜粋)徳を示す古代ギリシャ語は、「勇気」「奉仕貢献」「卓越」と全く同じ言葉なのだそうだ。      (2008. 2)
「中年 まっさかり」 永井愛著

 ”ら抜きの殺意”を書いた人だったとは!!
高校の同窓会の様子を書いているが、同年代なので とてもよくわかって楽しかった。名簿が「不思議な国のリスト」 ”ごじゅうに(50に) 飲食を始められてもかまいません”と書かれていたって!(笑)〜みんなは どんな年のとりかたをしたのだろう?〜という中年ならではの 興味〜
これもある♪               (2004. 9)
「沈船検死」 曽野綾子著

 はっきりとした言葉をもって、解き明かすように 考えたことを なにをもはばかることもなく 述べている。世界の発展途上国を実際に見たこと、調べた事実と感じたことが基礎になっているから、確固とした信仰があるから! 誰になんと言われるか・・などということは怖くないんだな。
(2006. 4)
「妻の大往生」     永六輔著

 現実は淋しく辛く虚しいものですが、看護は楽しく、闘病も楽しく。
そうした1冊になったと思います。・・・・と冒頭で永氏が書いているとおりの本。
もっと淋しさや辛さや虚しさを出して 書いて欲しかったと個人的には思った。
                                  
(2006. 9)
「手紙」   東野圭吾著

 弟の学費のために、強盗殺人をしてしまい服役する兄。普通で・・まじめな人がなぜ?とよく言われるが、なりゆきでそうなってしまうことがあるんだと衝撃!弟が 兄が強盗殺人犯ということで 苦しみ、縁を切りたくなる気持ちもわかる。人の見方は、甘くない。
                                  (2007. 5)  
「逃亡」(上下) 帚木蓬生著

 香港で憲兵隊軍曹(諜報活動)だった守田は、1945年敗戦してすぐ 離隊し、反日感情が増す香港から脱出し帰国。戦犯として 帰国後も追われ、最後にはつかまり、香港送りとなり死刑になる・・・覚悟ができていたが、寸前で香港の法廷が閉廷。
戦争中の民間人をもまきこむ殺し合い・死に至る拷問・逃亡の過酷さに 息をのむ。

                       (2007. 7) 
    「透明な歳月の光」 曽野綾子著

 〜幼児の犯罪 (避けられぬ貧しさが悲劇生む〜
ここに書かれているブラジルでの貧しい地方で起きたことは、衝撃。
別の施設からひとりの赤ちゃんがシスターたちの施設に送られてきた。
その日も次の日も泣きやまず、慣れているシスターたちも 最初は環境が変ったためかと思っていたが、困り果て 医師に診てもらった。すると、なんと赤ちゃんの膣から数本の釘が発見された。前の施設にいた6歳の男の子が犯人だった。どうしてそういう子供ができるのか?と考え問うている。
 (2014)
「特養ホームが変わる、特養ホームを変える」 本間郁子著

 密室性の高い施設の中で、入居者の人権が 守られることは 難しい場合が多い。
 ということは、信じたくないが、実際に調査した結果の事実である。
痴呆の人たちは、真実を述べる力がないと思われている。
切なくなってしまった・・・変わって欲しいと思う。温かい人のぬくもりを感じながら、最期の時を 送ってほしいから・・送りたいから・・・(2004 10)
「特養ホームの今とこれから」介護保険後の素顔紹介
                               森美博著
 介護保険がスタートして、「最も 少ない経費で 最も大きな効果をあげる」という民間企業の考え方が 静かに進行しているというが、創意工夫が 福祉にどれほど 取り入れれらるものなのか 手探りの状態なのだろう。
健康寿命をのばすための 努力、そのためのサービスを充実させることが課題。

                       (2004 10)
「時生」トキオ  東野圭吾著

 宮本拓実は、20年以上前 自分の息子に会う。短気でひがみっぽく ふまじめな青年だった拓実が結婚し、生まれ育てた少年とそのどうしようもない青年だった頃の拓実との会話が面白い。子供は、両親の遺伝子をもらい 育つものだし、母親の影響も大きいのだから うなづける。  (2007  6)
「トゲトゲの気持」 阿川佐和子著

 歯痛で 頭がいっぱいの今 読むには、ちょうど良いエッセイ。
アホらしくて なんにもためにならなくて(阿川さん ごめんなさい)
ただ ニタニタ 笑えた。
ところで 阿川さん お年は いくつ? (2004. 9)
     「どうしたら人生の意義を見いだせるか」 滝本明著

 なぜ 劣等感に悩むのか?・・・人々に良く見られたい、認められたいと思うところに悩みがある・・・神に喜ばれることを第一に考えるべきなのです と、明快な答えだ。
さらに〜〜神の栄光を求める人生は、自分を殺して人を生かす と。
                                   (2011. 3)
「鈍感力」  渡辺淳一著

 鈍感力の素晴らしさを説いている。ものには 反対のほうから見る方法もあるから、なんとでも言えるかも。男女問わず 付き合うなら鈍感じゃないほうがいいなと思ったりして。神経質で病気になってしまいそうな人は読んで学べる。
                            (2007. 8)