説教のミニ解説【5】  最新    2019/04/20・21~
 

「わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。私は彼らを知ってお

り、彼らはわたしに従う。わたしは彼らに永遠の命を与える。」

 ヨハネによる福音書 10章27~28節

 

ギリシャ語の「エゴー エイミー」(わたしは・・・である)の

定型句は、ヨハネ福音書に一番多く(29回)、重要な意味を持っ

ている。今日の10章20節からは10章14節のエゴー・エイミ

ーの定型句「わたしは良い羊飼いである。」を含む、1~30節の

脈絡の中で読むことができる。

私たちはイエスさまを「羊飼い」として、その「声」を聞き、そ

の後に従う。「羊飼い」なるイエスさまは「彼ら」(私たち)を知っ

ており、永遠の命を与えてくださる。「彼らは決して滅びず、だれ

も彼らをわたしの手から奪うことはできない。」(28節後半) 私

たちは、主のもとで、全く安全である。

            (2019/05/11・12)
        
     

 

こういうことを話していると、イエス御自身が彼らの真ん中に

立ち、『あなたがたに平和があるように』と言われた。」

ルカによる福音書 24章 36節

 

今日の日課は、復活されたイエスさまが弟子たちに現れた箇所です。

福音書の記録では、イエスさまはまず、エルサレムで女性たちに現れ、

それからエマオで現れ、その後、二階の広間に現れました。マタイとヨ

ハネでは、ガリラヤで現れています。ルカではエルサレムの近くのオリ

ーブ山に現れ、そこから天に昇られたと書かれています。

これらの様々な記録はこの「現れ」の出来事が広範囲にわたっている

ことを証ししています。そしてその通り、パウロの記事がこの出来事の

証人が当時まだ生きていたことを具体的に示しています。

                  (2019/05/04・05)


          

 

「話し合い論じ合っていると、イエス御自身が近づいて来て、

一緒に歩き始められた。」   

ルカによる福音書 24章 15

 

イエスさまは、希望を失った人に近づいてこられます。今日の聖

書では、「一緒に歩き始められた。」とあります。そして悲しみの中

に沈む弟子たちに、「歩きながらやり取りしているその話は何のこ

とですか。」(17節)と言って耳を傾けています。

イエスさまは、一言も言葉を挟まれずに、弟子たちの話を聞いて

います。彼らの失望、悲しみの話。このような耳を傾ける姿勢は、

「共に歩む」「共に生きる」ことを目指すなら、大切になってくる

態度です。

そしてその後、イエスさまに話を聞き、それを振り返り二人の弟

子は思い出すのです。「道で話しておられるとき、また聖書を説明

してくださったとき、私たちの心は燃えていたではないか。」(32

節)

復活の主は世の終わりまで、私たちとともにおられます。

                   (2019/04/20・21)