露天風呂とランチに招待

 子供連れでどこかに出かけるような時期は過ぎ、孫を連れて・・というような年齢になったが、孫もいないので結局2人で出かけることになる。
今回は、焼津グランドホテルのランチ券と新露天風呂の入浴券を2人分いただいてあったので、忘れていて期限切れになる前に早いとこ使ってしまおうと、11時ごろになって行こうと決めた。

 昨年からそのホテルでは、「絵手紙コンクール」というのをやっている。昨年 応募すると、ランチ券が送られてきた。参加賞でくれるのかと気をよくして、今年も応募したのだ。すると・・しめしめ・・今度は「オープン記念、ランチ無料券と入浴券」まで送られてきたというわけだ。それも2人分!

 一応予約しておき、出かける前30分間は、労働の時間。
夫は草取りと水撒き、私は見た目はとってもきれいな部屋に掃除機をかけ、流しをきれいにみがきアイスコーヒーを1リットル作った。
 30分後汗をかき、「お風呂に入りたい〜湯上りのビールにおいしいランチ」モードに体と心は準備OKだ。

 家から8キロメートルほどの、そのホテルに着くと、まず絵手紙が張ってあるラウンジに直行した。なんとなんと私のは、佳作だった。大賞が3人で 佳作は10人ほどだったろうか。大賞と佳作には、名前が書かれていたが、その他のものは名前もなく張られていただけだった。参加賞だとばかり、昨年も思っていたがそうではなかったのだ。
たったそれだけのことで、なんだか気分がいい 全く単純な私。

 お風呂は、お昼時とあって3人しかいなかった。小学3年ぐらいの子が大浴場を平泳ぎで泳いでいた。よく ウチの子たちもやったものだ。聞くと東京から来たと言っていた。大勢いるわけではないし、泳いでも結構、許す許す!まさか中学生になれば、平泳ぎなどできまい。今のうちだけだ。
 いつもはカラスの行水だが、髪や体をゆっくり丁寧に洗う。こんな時は洗うことさえ楽しい。次に駿河湾が一望できる露天風呂に浸かりながら、藍染めの模様のような海や遠くの白い雲、絶壁に咲くユリの花や夏の風の中を自由に楽しそうに飛ぶたくさんのとんぼなどを眺めていた。そうだ、きょうは終戦記念日だったと急に思い出した。
 たまたま生まれた時代が悪かった為に、苦労したり不幸にも戦死されたりした方々のことを、思わなくてはいけない日だった。
 そう思いつつ、次に数種類のハーブが、かごに入れられているハーブバスで香りを楽しみながら、この時にこうしていられる幸せを感謝した。


 ランチは、1時に予約してあった。心地よくおなかもすき、テラスレストランに行くと、「オープン記念の招待券をお持ちと聞きましたので、1番良い席をご用意しました」と席に案内してくださった。他のお客様になんだか、申し訳ない思い〜
 メインディッシュに「イタヤ貝と小海老のオルリ風」を選び、ビールを1本注文する。パンプキンスープ、サラダその他数種のおかずやパスタにカレー、パン 飲み物 デザートはバイキング。大好きなケーキ類は7種類もあった!
 
 さて、車で出かけた時 アルコール類を飲むのは、順番制にしてある。何年か前までは私は飲まず、夫が飲んだ時点から私が運転していた。ある日、「私も飲みた〜〜い」と文句を言うと、「じゃあ 順番にしよう」と言ってくれたのだ。
 時々順番がわからなくなって、お互いに「きょうは 自分の番」と主張してしまったこともあったが、今回は一昨日私の実家へ行き、夫はしこたま私の酒飲みの兄弟たちと飲んできたのだ。夜遅くに、横でいい気持ちで眠る夫を横目に、眠い目をこすりながらやっとのことで、家にたどりついた。記憶に新しい事実!
 イエィ!きょうは、私が飲める番。と言っても、中ビン1本で満足してしまったのだが・・。なんといっても、おいしいものがいっぱいあるんだもの。

 素晴らしい外の景色を眺めながら飲み、おかわりして食べ、ちゃっかり来年の「絵手紙コンクール」に出す絵の構図を決めた。大賞と佳作の作品の中で、赤い印のない人は、私だけだった。あれがあると、格があがり引き締まる気がする。来年は、サツマイモかジャガイモか消しゴムで作ろうかなあ。
                          2002 8.15

  
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