セネガルの練習試合観戦記              
 

 セネガルのサッカーチームが、隣の市 藤枝でキャンプをするので、藤枝の商店街にはセネガルの国旗がはためいていると、藤枝市内の高校に通っている三男が言う。
 
 ワールドカップの情報をネットで細かくチェックしている次男によると、セネガルはフランスの植民地だった国で、現在も経済的な援助をうけているのだそうだ。
 
 代表のメンバーのうち20人が、フランスのクラブチームに所属し、前回優勝国でもあるそのフランスと開幕戦をやるんだって!
 「セネガルびびってるでしょうねえ」と言うと「いや、喜んでいるらしいよ」と言うので驚いてしまった。
 国民性なのだろうか。
 
 5月19日には、柏レイソルと練習試合をやるので、次男は勿論観に行くと言う。
 それほどサッカーに興味のない私だが、次男の話を聞いているうち観にいってもいいかなあと思い始めていた。

 
 サッカー好きの次男が言った。「日本が、開催国で盛り上がっているというのに、一緒に盛り上がらないと非国民って言われるよ。それにね、練習試合を観れば、開幕戦が何倍も楽しくなるよ!」と。
 非国民と呼ばれたくないし、じゃあ行ってみるかという気になった。
 
 次の日、早速チケットと、市民体育館で「セネガル村」を開いていたので、ついでに観てまわり、セネガルのユ二フォ−ムを買おうかと思ったが高いので、そのかわりというには安価過ぎだが、貝でできた500円のネックレスをゲット。
 これで、セネガルのにわかサポーターのできあがり!

 当日は、夫と共に自転車で片道約40分、雨が降りそうな曇り空の下をサイクリング気分でサッカー場に向かった。
 新しくできたばかりのサッカー場は、周りを山に囲まれた高台にある。途中から上り坂になるので、自転車を引いて歩いた。
 帰りがその分楽ができる、楽しみ!と思ってフーフー言いながら引いて行ったのだが、結局帰りは、歩行者道路になったので引いて下らなければならなかった。

 
 「なんでじゃあ坂の下に自転車置き場がないのよ」と夫に言っても仕方ないのに、文句を言いながら、かなりの距離を引いて降りた。
 
 それはもう、いいとしてやっぱり来て良かったと感激した。
 応援席は、ゴールの後ろの方で、柏のサポーター集団の横。間近に初めて見るサポーターの応援を気にしながら、テレビで観るのとは大違いの迫力感を味わうことができた。

 反対側の応援席では、セネガルのサポーターたちが、太鼓を打ち鳴らし 踊っている人も沢山いた。リズミカルに楽しそうに。
 セネガルの選手達は、動きが俊敏で ぶつかっても倒れてもすぐに起き上がることができるようなたくましさがある。

 
 貧しい国の中で、親族にとっては、希望の星のような存在なんだろう。ハングリーさが突き進む背中ににじみでているようなプレーを観ることができた。

 また 機会があったら、プロサッカー観戦をしたいものだ。なんだか、くせになりそうな楽しい予感〜〜
                  
                 2002 5.20
   
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